正覚山 福成寺

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最新の行事記録

秋のお彼岸の入りは9月20日(水)です

2017年9月15日

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる通り、最近は朝・晩ヒンヤリと感じる事も多くなってきましたね。
先月お盆の法要が終わったところですが、もうそこまで秋がきていると実感する今日この頃です。

さて、今年の秋のお彼岸は9月20日(水)~9月26日(火)の期間になります。秋の彼岸は秋分の日を中日として、前後3日間合わせた一週間の期間です。お彼岸にご供養や法要をされたり、お墓参りをするのは一説に聖徳太子が始めたお彼岸中の仏道修行がルーツともいわれています。私たち浄土宗の聖典の一つである『無量寿経』には、阿弥陀仏とご先祖様がいらっしゃる極楽浄土は西方にあると示されています。そこで、太陽が真東から真西へと沈むお彼岸の時期に、太陽が沈むその先にある極楽浄土に思いを馳せ、阿弥陀仏とご先祖様が見守ってくれている事への感謝を伝える仏教行事として日本に定着していきました。大阪の四天王寺夕陽ヶ丘という地名は、かつてこの地域一帯は大阪湾の海に面し、海へと沈む夕日を眺める絶好の場所でした。そこから、西方にある極楽浄土を想い見つめる「日想観」の修業の地として賑わいました。あの辺り一帯にお寺が多いのもこういった経緯からなんですね。彼岸の入りには、ご家庭の御仏壇をきれいにし、季節の花、初物、彼岸団子、秋にはおはぎをお供え下さい。そして、どうぞお墓参りにも皆さまでお越しください。