正覚山 福成寺

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最新の行事記録

10月23日13時からお十夜法要を生中継致します。どうぞご視聴ください。

2021年10月22日

今週は急な冷え込みで、秋を飛び越えて冬をすぐそこに感じられるようになりました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?寒暖差が激しくなっていますので、お身体には十分お気を付け下さい。

さて今年もお十夜法要の季節となりました。
昨年に引き続き新型コロナウイルスを考慮し、オンライン法要とさせて頂きます。
現在は有難いことに感染者数、重症者数、死者数共に減少傾向にあり、ワクチンの接種も進み緊急事態宣言も解除されました。
一人一人の努力の賜物と存じます。まだまだ収束には時間が掛かるかと思いますが、このままより望ましい方向へ進んでいくことを祈念致します。
一日も早く皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
開催日時に関しましては、下記をご参照ください。

【お十夜法要開催日時】
10月23日(土) 
13:00 お十夜法要お勤め
13:30 ご回向

■一霊二千円

お十夜法要は、浄土宗で最も大切な経典の一つ『 無量寿経(むりょうじゅきょう)』というお経の中に、「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行を行うことよりも尊い」と説かれていることから、その教えを実践した修行です。10日10夜にわたり不断(ふだん)念仏を称えて阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要であり、この法会が初めて営まれたのは、今から550年ほど前、伊勢守平貞国(いせのかみたいらのさだくに)が、京都の天台宗真如堂で修したのがその始まりとされています。その後、1495年に、現在浄土宗の大本山の一つになっている鎌倉光明寺の第九世観誉祐崇上人(かんよゆうそうしょうにん)が、後土御門(ごつちみかど)天皇に招かれ、宮中で、『 阿弥陀経(あみだきょう)』の講義をされ、さらに真如堂の僧と共に引声(いんぜい)念仏を修しました。その後、天皇の許しを得て鎌倉光明寺でお十夜法要を行うようになりました。これが浄土宗のお十夜法要の始まりで、今でも浄土宗の伝統ある大切な法要となっています。お十夜法要は、お念仏の尊さを知り、感謝の気持ちを込めて念仏をおとなえする大切な法会です。この大切な念仏会に参加し、仏の国での千年の善行にも勝る功徳をどうぞお積み下さい。