正覚山 福成寺

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最新の行事記録

10月30日お十夜法要を厳修致します。13時より生中継しますので、どうぞご視聴下さい。

2022年10月29日

朝晩の冷え込みが一層深まり、晩秋を感じさせる季節になって参りました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さて今年も十月となり、お十夜法要の季節となりました。
今年も新型コロナウイルスの影響により、施餓鬼法要に続きまして、お十夜法要も生中継での開催と致しました。
一日も早く皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
開催日時に関しましては、下記をご参照ください。

【お十夜法要開催日時】
10月30日(土) 
13:00 お十夜法要お勤め
13:30 ご回向

■一霊二千円

お十夜法要は、浄土宗で最も大切な経典の一つ『 無量寿経(むりょうじゅきょう)』というお経の中に、「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行を行うことよりも尊い」と説かれていることから、その教えを実践した修行です。10日10夜にわたり不断(ふだん)念仏を称えて阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要であり、この法会が初めて営まれたのは、今から550年ほど前、伊勢守平貞国(いせのかみたいらのさだくに)が、京都の天台宗真如堂で修したのがその始まりとされています。その後、1495年に、現在浄土宗の大本山の一つになっている鎌倉光明寺の第九世観誉祐崇上人(かんよゆうそうしょうにん)が、後土御門(ごつちみかど)天皇に招かれ、宮中で、『 阿弥陀経(あみだきょう)』の講義をされ、さらに真如堂の僧と共に引声(いんぜい)念仏を修しました。その後、天皇の許しを得て鎌倉光明寺でお十夜法要を行うようになりました。これが浄土宗のお十夜法要の始まりで、今でも浄土宗の伝統ある大切な法要となっています。お十夜法要は、お念仏の尊さを知り、感謝の気持ちを込めて念仏をおとなえする大切な法会です。この大切な念仏会に参加し、仏の国での千年の善行にも勝る功徳をどうぞお積み下さい。