正覚山 福成寺

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最新の行事記録

お十夜法要は10月28日(土)13時より受付開始 -笑福亭松枝師匠による落語会も開催しますー

2017年10月11日

寒暖差の激しい季節になってきましたね。
今日も30℃近く気温が上がるそうです…。週末はぐっと気温が下がるようですので、御身体ご自愛下さい。

さて今年もお十夜法要を行います。
お十夜法要は、浄土宗で最も大切な経典の一つ『 無量寿経(むりょうじゅきょう)』というお経の中に、「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行を行うことよりも尊い」と説かれていることから、その教えを実践した修行です。10日10夜にわたり不断(ふだん)念仏を称えて阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要であり、10月28日が満願になります。

この法会が初めて営まれたのは、今から550年ほど前、伊勢守平貞国(いせのかみたいらのさだくに)が、京都の天台宗真如堂で修したのがその始まりとされています。その後、1495年に、現在浄土宗の大本山の一つになっている鎌倉光明寺の第九世観誉祐崇上人(かんよゆうそうしょうにん)が、後土御門(ごつちみかど)天皇に招かれ、宮中で、『 阿弥陀経(あみだきょう)』の講義をされ、さらに真如堂の僧と共に引声(いんぜい)念仏を修しました。その後、天皇の許しを得て鎌倉光明寺でお十夜法要を行うようになりました。これが浄土宗のお十夜法要の始まりで、今でも浄土宗の大切な法要となっています。お十夜法要は、お念仏の尊さを知り、感謝の気持ちを込めて念仏をおとなえする大切な法会です。この大切な念仏会に参加し、仏の国での千年の善行にも勝る功徳をどうぞお積み下さい。

今年は、お十夜法要と共に笑福亭松枝(しょうふくてい しょうし)師匠による落語会も開催致します。

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笑福亭松枝師匠は、高校卒業後、6代目笑福亭松鶴に入門。平成11年度には、文化庁・芸術祭落語「立ち切れ」にて優秀賞。他にも上方落語協会監事や上方落語協会代表等も務め、寄席出演、独演会、社会問題をテーマに講演も多数こなされています。2017年7月14日の毎日新聞には、「過労死なくす夢 落語に」という記事の中で松枝師匠の活動が取り上げられています。落語会は思いっきり笑ってもらいつつ、その講演の帰り道で道端の草花がいつもより愛おしく見えるような気分になってもらいたいと話されています。どうぞご家族お揃いでご参詣頂きお楽しみ下さい。今年も粗飯をご用意しておりますので、どうぞこちらもお楽しみ下さい。

【お十夜法要開催日時】
10月28日(土) 
13:00 受付開始
13:30 お十夜法要お勤め
14:00 笑福亭松枝師匠 落語会
15:00 お十夜法要御回向
15:30 粗飯

お十夜法要の回向料は一霊千円になります。当日受付にて受け賜わっております。
どうぞ皆さまのご参加お待ちしております。

福成寺一同

合掌

秋のお彼岸の入りは9月20日(水)です

2017年9月15日

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる通り、最近は朝・晩ヒンヤリと感じる事も多くなってきましたね。
先月お盆の法要が終わったところですが、もうそこまで秋がきていると実感する今日この頃です。

さて、今年の秋のお彼岸は9月20日(水)~9月26日(火)の期間になります。秋の彼岸は秋分の日を中日として、前後3日間合わせた一週間の期間です。お彼岸にご供養や法要をされたり、お墓参りをするのは一説に聖徳太子が始めたお彼岸中の仏道修行がルーツともいわれています。私たち浄土宗の聖典の一つである『無量寿経』には、阿弥陀仏とご先祖様がいらっしゃる極楽浄土は西方にあると示されています。そこで、太陽が真東から真西へと沈むお彼岸の時期に、太陽が沈むその先にある極楽浄土に思いを馳せ、阿弥陀仏とご先祖様が見守ってくれている事への感謝を伝える仏教行事として日本に定着していきました。大阪の四天王寺夕陽ヶ丘という地名は、かつてこの地域一帯は大阪湾の海に面し、海へと沈む夕日を眺める絶好の場所でした。そこから、西方にある極楽浄土を想い見つめる「日想観」の修業の地として賑わいました。あの辺り一帯にお寺が多いのもこういった経緯からなんですね。彼岸の入りには、ご家庭の御仏壇をきれいにし、季節の花、初物、彼岸団子、秋にはおはぎをお供え下さい。そして、どうぞお墓参りにも皆さまでお越しください。

大施餓鬼会法要へお越し頂きありがとうございました 【阿弥陀浄土図紹介】

2017年9月13日

大施餓鬼会法要へお越し頂きまして、誠にありがとうございます。
今年は8月19日が土曜日という事もあり、例年よりさらに多くの方々に御参詣頂き、
皆様にお会いできましたこと、大変嬉しく思います。

※本堂内の様子
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そして、今年は座敷の床の間に知恩院所蔵の阿弥陀浄土図(重要文化財/鎌倉時代)の複写を展示しておりました。
ところが座敷に座れないくらい人が一杯になり、気が付かなかった方も大勢いらっしゃったかと思います。
そこで、ホームページでご紹介出来ればと思います。

【阿弥陀浄土図】
阿弥陀浄土図 HP用圧縮

≪阿弥陀浄土図説明≫
阿弥陀仏の西方極楽浄土の相を描いた図。中央に阿弥陀仏、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩の両脇侍菩薩を大きく描き、多数の聖衆菩薩を周囲に配し描かれている。そして、手前の宝池中の蓮の花の上に、極楽往生した者達が生まれる様子が描かれ、極楽浄土へ迎え入れられている様子を描出している。阿弥陀仏如来の脇侍である観音菩薩は、阿弥陀仏の慈悲の徳をあらわし、勢至菩薩は、阿弥陀仏の知恵の徳をあらわし、人々の苦悩を取り除くため、光明を照らしている。

阿弥陀仏は、仏になる前を法蔵菩薩という名の出家者であり、長い修業期間を経て悟りを開き阿弥陀仏となった。
阿弥陀仏が法蔵菩薩の修業時代に立てた誓い(四十八願)が無量寿経の中に書かれ、誓いが達成されなければ決して仏にはならないと法蔵菩薩は宣言している。その誓いの中から第十八願及び第十九願を掲載する。

○四十八願中 第十八願 ※法蔵菩薩が阿弥陀仏になる前に立てた誓い
極楽浄土に往生したいと願い、私の名前を少なくとも十回唱えた(南無阿弥陀仏=ナムアミダブツと唱えること)にも関わらず、極楽往生しないという事があるならば、私は仏になるわけにはいかない。

○四十八願中 第十九願 
誠の心をもって人々が極楽往生したいとの願いを発したにも関わらず、その者が命を終えようとする時、多くの聖者と共に私(阿弥陀仏)が、その者の前に現れないような事があるならば、私は仏になるわけにはいかない。

これらの誓いが達成され、法蔵菩薩は阿弥陀仏となり極楽浄土を完成させたのである。つまり、法蔵菩薩が誓いを達成され阿弥陀仏となられたという事は、念仏(南無阿弥陀仏)を唱える全ての者を救って下さるという事である。
本図は阿弥陀仏がこの娑婆世界で臨終を迎えた者たちの命を救いとり、阿弥陀仏をはじめ多くの聖者と共に極楽浄土へ迎え入れる様子を克明に描いた浄土芸術である。

以上が阿弥陀浄土図の説明です。南無阿弥陀仏を唱えた全ての方々を必ず極楽浄土へ迎え入れる。全ての人を救いたいという阿弥陀仏の願いが伝わってくるようで心強いですね。また色々と床の間には仏教絵画と説明文を掲載しますので、お越しの際は是非ご覧下さい。

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