正覚山 福成寺

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最新の行事記録

8月19日(金) お盆・施餓鬼大法要は動画配信にて僧侶のみで厳修致します。視聴方法はこちらをご参照ください。

2022年7月28日

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
蝉の声に夏の盛りを感じる季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

今年は夏祭りや盆踊り等が各地で執り行われることで、少しづつ日常生活が戻ってきている事に喜びを感じております。しかし、足元では新型コロナウィルスの感染拡大は、過去に例が無いほどの勢いで増え続けております。今のような状況では、8月19日に執り行います盆・施餓鬼大法要で大人数が福成寺に集まる事は、安全性の面から難しいと判断致しました。時間を区切って一時間当たりの人数を制限する方法等、様々に検討し、出来る限りの密を避け実施する方法を模索しましたが、やはり安全面を一番に考えた時、一同に集まるのは適切では無いと考えました。甚だ残念ではございますが、今年も昨年同様僧侶のみで盆・施餓鬼法要を厳修させて頂きます。

8月19日の生中継は午前8時から執り行います。どうぞこちらのホームページの動画再生ボタンから御視聴頂ければ幸いです。
視聴方法はこちらの資料もご参照ください。

また法要にて皆様とお会い出きるのを楽しみにしております。

お経木は7月27日(水)からお迎え頂けます。お盆のお参り(棚経)は8月1日~15日に自宅へお伺いし、厳修致します。

2022年7月25日

今年は梅雨明けが6月末に宣言され水不足が心配されましたが、7月は戻り梅雨で線状降水帯が各地で起き、川の氾濫や土砂災害で多くの方々が被災されました。
まずは、被害に遭われた方々のご冥福と一日も早い復興を祈願しております。

また蝉の鳴き声も盛りを迎えつつ、真っ白な入道雲と青空がとても綺麗な日も多くなりました。それに伴い、暑さも大変厳しくなってきています。熱中症対策を十分に心掛けてください。

さて、今年もお盆の季節となりました。お経木のお迎えは7月27日の9時からお迎え頂けますので、どうぞお越しください。ご自宅でのご読経(棚経)は8月1日から始まりますので、棚経の日程までにお迎えをよろしくお願い致します。そして、8月19日の大施餓鬼法要ですが、新型コロナウイルスの第七波が猛威を振っております。そのため、安全性を考慮し、昨年同様にインターネット上でご視聴頂く形とさせて頂きます。本来であれば、今年はお寺に来て頂き皆様の手でお焼香と水供養をして頂き、御読経をしたく考えておりましたが、とても残念に思います。お経木のお迎えに来て頂いた際に、大施餓鬼法要の番号札をお配り致しますので、その順番通りにご回向させて頂きます。紛失されませんように、よろしくお願い致します。
※施主様の名前(漢字)、戒名の漢字も一切出ませんのでご安心ください。
下記お盆・大施餓鬼会法要の案内となりますのでご参照ください。お迎えに来て頂いた際にも大施餓鬼法要のご視聴方法等説明させて頂きます。

【お盆・大施餓鬼会法要のご案内】

3月19日(土)13時より春季彼岸会を厳修致します。-『平』の智慧と『知足』の智慧-

2022年3月18日

まずは、このたびの福島県沖地震の災害により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、今般の災害によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
そして、皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

今年は、特に寒かった冬がようやく終わり、新型コロナウイルスのオミクロン株が少しづつ収束へと向かい、春の日差しを楽しめるように感じていた矢先に、福島県沖地震が発生しました。さらに、海外に目を向けますと、ロシアとウクライナの戦争が始まりました。また、新型コロナウイルスの動向によっては、今年も多くの制限があることは予測されることです。まだ今年が始まってから3ヵ月しか経っていないにも関わらず、哀しい出来事が頻発していることに胸が痛みます。そして、これら多くの出来事を通して、命の大切さ、平穏無事であることの有難さ、平和の有難さを感じられる毎日です。かつて、日本人は正月に引く「おみくじ」で『大吉』を望むのではなく、『平(たいら)』を引く事を望んだと言われています。現在では、『平』を引く事が出来る神社は限られていますが、『平』には吉でも凶でもない「おだやか」「やすらかさ」といった意味が込められています。平和という文字も穏やかで和んた様を表し、「平穏無事な日々こそが最も尊い」として、『平』のおみくじを引ける事が人々の喜びでした。確かに平らで穏やかさを願った言葉には平という漢字が多く使われています。『平和』『天下泰平』『平穏無事』『一路平安』等の言葉や、『平城京』『平安京』『平成』等、これらは和やかな人々の生活や穏やかな国家を願った言葉です。しかし、時代が経つにつれ人々は、おみくじに刺激や興奮、欲望を求めるようになりました。つまり、大吉や中吉、大凶等細分化することによって娯楽化していきました。娯楽化の根底には、いつの時代にも人々の貪欲な欲望が根底にあり、人間の業を感じざるを得ません。現在の社会情勢をニュースで見聞きするにつれ、この『平』の幸せ、つまり穏やかで安らかさの幸せを再確認する必要があるように感じます。そして、この人間の欲望の業を抑え、『平』の幸せを再確認する方法として、仏教では『知足』の教えがあります。『知足』は読んで字のごとく、「足ることを知れ」という意味です。人の欲望には底が無く、求めれば求めるほど欲望が満たされないときに苦悩が生じます。この苦悩に囚われないように、多くを求め過ぎず、現状に満足をして、「ありがたい」と感謝の気持ちを持つことが大事であるという教えです。現代の私たちの生活は衣食住、どれをとっても豊かになっています。豊かだからこそ、足ることを知る「知足」は現代の私たち、全世界の人々が知るべき智慧と考えられます。皆様には「知足」(足ることを知る精神)を取り入れて日々の生活を今以上に充実させて行って頂けたら幸いです。

さて今年の春季彼岸法要ですが、今年も新型コロナウイルスの影響により、残念ながら皆様にお集まり頂いての法要は中止とし、僧侶のみの彼岸法要とさせて頂きます。彼岸法要の様子は福成寺のホームページのトップページにYouTubeを埋め込みますので再生ボタンをクリックして頂ければ、ご覧頂く事が出来ますのでどうぞご視聴下さい。法要の中で、ご回向も致しますのでお申込み下さい。もしも、ご回向されたい方は、メールやお電話からもお申込み出来ますので、どうぞお気軽にご連絡下さい。

【春季彼岸法要】
■日時 3月19日(土) 13:00より生中継
■御志納料 一霊 二千円 ※初めてお申込みの方は、故人様の俗名ならびに戒名をお伝えください。
■連絡先 (電話番号) 072-232-2797 (メール) fukujyouji.1538@gmail.com 

春のお彼岸は、今年は3月21日の春分の日を中日として前後3日間の合計7日間をいいます。この期間にお彼岸法要や御先祖回向を行うのは、『観無量寿経』というお経の中に、西方に沈む太陽から極楽浄土を思い描く修行法が記されており、浄土宗のお仏壇に向かって右側にいらっしゃる善導大師(ぜんどうだいし)が書かれた『観経疏』の中で、彼岸は太陽が真西に沈むところを極楽浄土と観想して自身の往生と御先祖様の供養、阿弥陀様への感謝をするのに適した期間と記されているからです。極楽浄土が西方にあることは『阿弥陀経』の中で明記され、あの太陽が真西に沈む先に極楽浄土があり、御先祖様もそこにいらっしゃると説かれています。是非お彼岸法要のご回向にご参加頂き、御先祖様を偲び、自分が今あることに感謝して、御先祖様の供養をするとともに、自らも極楽往生できるよう御精進ください。