正覚山 福成寺

お電話でのお問い合わせ 072-232-2797

メールフォームはこちら

メニュー

年間行事

福成寺では、年間を通して様々な行事を行っております。
ここではその行事をご紹介します。

最新の行事記録はこちら

一月一日 零時より

修正会

修正とは、過ちをあらため、正しきを修めるという意味です。年の初めに過ぎ去った年の反省をし、新たな年の決意をする新年初頭の法要を修正会といいます。お寺では社会の平和と人々の幸福、仏教の興隆を祈り、新しい一年が浄土のような平和な年であるように祈念いたします。

福成寺の修正会は、境内を写真のようにろうそくで彩り、寺内にて皆様に書いて頂いた今年の目標や願い事を境内のお釈迦様の前に奉納頂くという事をしています。目標や願い事は散華と呼ばれる法具に記入頂きます。皆様の目標や願い事は一年間大切に本堂のご本尊の下に安置させて頂きます。

本堂内は暗闇でろうそくの灯りがゆらめく厳かな雰囲気の中で法要を営み、新年の決意をして頂きます。参拝していただいた方には、お守りとお札をお授けいたします。今年も無事に新年を迎えられたことをご本尊さまに感謝し、この一年すこやかに過ごせるよう、元日にはご家族揃って福成寺へぜひ初詣においで下さい。

三月

春彼岸法要

春の彼岸は、春分の日を中日とする前後三日間合わせて合計七日間の事を指します。この彼岸に法要を行うのは、お彼岸の頃には、太陽が真西へと沈むことから、西方にある極楽浄土の阿弥陀様とご先祖様に思いをはせ、自分が今ある事への感謝をするためです。

福成寺の彼岸法要では、御本尊のお身拭いもいたします。法要の後には、落語や法話、音楽会、人形劇、マジックなど、皆様にお楽しみいただけることを例年催しております。ぜひお楽しみ頂きながら、彼岸法要にご参加ください。

八月

盂蘭盆会・施餓鬼供養

盂蘭盆会は一般には、「お盆」と言われ、毎年7月13日から15日(関西は8月13日から15日)までの3日間祖先の御霊をまつり、その冥福を祈る行事です。

その由来は「盂蘭盆経」の故事に由来します。 盂蘭盆とは古代インド語である梵語のウランバナを音訳したもので、「逆さ吊りの苦しみを救う」という意味です。「盂蘭盆経」によりますと、お釈迦さまの十大弟子の一人で「神通第一」といわれる 目連様が、ある日、亡くなった自分の母親のことを神通力を使って見ていると、なんと母親は餓鬼の世界に落ちて、苦しみにあえいでいました。驚いた目蓮様は母親を救うためにお釈迦様に教えを乞い、教えられた通りに実践しました。お釈迦様は「7月15日にいろいろな飲食を盆にもって、仏や僧や大勢の人たちに供養すれば、その功徳によって、多くのご先祖が苦しみから救われ、今生きている人も幸福を得ることができよう」と説いたのです。これがお盆の行事の始まりです。

お盆には精霊棚を飾ってご先祖が極楽浄土より帰って来るのをお迎えし、ご自宅のお仏壇で棚経を読経し、福成寺で催します盂蘭盆会と施餓鬼供養にご参詣頂き、ご先祖様と三世十方世界の万霊をご供養して頂いています。盂蘭盆会に来ていただいた方々には、粗供養と魔除けの幡をお持ち帰り頂き、粗飯ですが召し上がって頂いております。どうぞ皆様で御参詣下さい。

● 回向料

大施餓鬼回向 一霊 5,000円 ※三尺塔婆
特別大施餓鬼回向 一霊 10,000円 ※四尺塔婆
水子回向 一件 5,000円 ※三尺塔婆

福成寺からのお願い

盂蘭盆会にはいつも600名以上の方々にご参詣頂いております。
毎回駐車場が混雑し、ご迷惑お掛けして申し訳ございません。
御参詣の際には出来る限り公共交通機関をご利用頂ければ幸いです。

十月

十夜法要

この法会は、浄土宗で最も大切な経典の一つ『 無量寿経 』の巻下に、 「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」と説かれていることによって、その教えを実践したもので、十日十夜にわたり不断念仏を称えて別時の念仏を修し、阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要です。お十夜は、お念仏の尊さを知り、感謝の気持ちを込めてこれをお称えする大切な法会です。

御参詣の皆様には十夜の最期の1日をお勤め頂き、この大切な念仏会に参加し、仏の国での千年の善行にも勝る善行をぜひ積んでいただきたいものです。お十夜法要では例年春彼岸同様、落語や法話、音楽会、人形劇、マジック等もお楽しみ頂いております。粗飯もぜひ召し上がりください。どうぞ皆様で御参詣下さい。