正覚山 福成寺

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最新の行事記録

十日十夜の善行法要 -お十夜法要は11月1日(土)13時から回向受付開始-

2025年10月22日

朝晩の寒さが一段増し、秋も色濃くなってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
先月の9月のお彼岸(9月20日前後)の時期には、厳しい暑さが少し収まり最高気温が30度前後と、夏のピークから5℃前後低くなり空気が秋へと変わっていくのをお参りの際にお檀家様と一緒に感じておりました。それから一カ月経過した本日は、最高気温20度前後と秋の深まりを感じる肌寒さとなりました。お寺の前の公園には、金木犀がありますが、今年は暑かったせいかまだ花を咲かせていません。これから香りも楽しめる季節になりそうです。

さて、今年もお十夜法要を厳修致します。どうぞ皆さまのご参詣お待ちしております。お十夜法要は、10月から11月にかけて浄土宗寺院で行われる秋の念仏行事です。歴史は古く永享年間(1430年頃)にまでさかのぼります。室町時代の第6代将軍足利義教の執権平貞経の弟平貞国が世の儚さを感じて、仏道に生きようと京都の真如堂(天台宗・真正極楽寺)にこもり、十日十夜の念仏行を行ったことがお十夜法要の始まりとされています。またお十夜法要は浄土宗でよりどころとしている経典の一つ『無量寿経』の一節にある教えを実践したものです。そこには、「娑婆世界で十日十夜の間、善行を修めることは、仏の世界で千年にわたって善行に励むよりもすぐれている」と説かれています。なぜこの世界での修行が仏さまの世界で千年間修行する以上の功徳があるのでしょうか。その理由について同じく『無量寿経』によれば、仏の世界には修行を修めるものが数多くおり、煩悩など妨げとなるものがなく自然に功徳が積める修行しやすい環境であるのに対して、この娑婆は煩悩や苦しみ、悪い行いに満ち溢れ、そのせいで人々はあくせくと日々を送り、一日たりとも心が休まることがない、そんな世界だから、ということになります。もちろん、いつも悪いことばかりする人はそういません。しかし、日々のあわただしさで、お念仏のことを忘れてしまったり、ときによくないとわかっていても悪いことをしてしまうこともあります。お念仏をするという一見簡単に見える修行であっても、悪い行いをせずにいつも続けるのはとても難しいことなのかもしれません。ぜひお十夜法要にご参加され、日々の言行に対する反省と平穏な日々への感謝を阿弥陀様へと捧げ善行の徳をお積みください。

【お十夜法要開催日時】
11月1日(土) 
13:00 受付開始
13:30 お十夜法要お勤め
14:00 妙楽寺 河野真元上人 法話
15:15 お十夜法要各ご家庭のご回向
・お十夜法要ご回向 一霊二千円(当日受付でも承っております)

皆さまのご参詣お待ちしております。

福成寺

施餓鬼会法要の配信音声トラブルについて

2025年8月21日

8月19日に厳修致しました施餓鬼会法要を配信しましたが、法要で使用する鳴り物(合鈸・割笏)を上手くマイクが拾う事が出来ず、とてもお聞き苦しい配信となり、申し訳ございませんでした。途中最低限に鳴り物を無くし、改善を試みたのですが良い音声とはなりませんでした。今後の課題として、より良い配信となるように技術を向上できるよう精進致します。配信を観て頂いた皆様には感謝申し上げます。有難うございました。

福成寺

8月19日(火)は大施餓鬼法要のため、人形供養・遺品供養・水子供養等々の各種ご供養は全て終日お休みさせて頂きます。御供養をご希望の方は、別日程をご検討ください。

2025年8月17日

8月19日(火)は大施餓鬼法要のため、人形供養・遺品供養・水子供養等々の各種ご供養は全て終日お休みさせて頂きます。
ご不便をお掛けいたしますが、予めご了承ください。また御供養をご希望の方は、別日程をご検討くださいませ。
何卒よろしくお願い申し上げます。

福成寺