正覚山 福成寺

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最新の行事記録

特別展 『法然と極楽浄土』 12月1日まで京都国立博物館で開催中!

2024年11月29日

ようやく伺いたかった特別展『法然と極楽浄土』展へ行って来ました。この展示会は浄土宗開宗850年を今年迎える節目に開催されています。法然上人が生きた時代は平安時代の末期、繰り返される内乱や災害、疫病の頻発によって世は乱れ、人々は疲弊していました。こうした中、浄土教を大成した中国唐代の善導の教えに接した法然上人は、1175年に阿弥陀仏の名号すなわち『南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)』を唱えることによって誰もが等しく阿弥陀仏によって救われ、極楽浄土に往生できる事を説き浄土宗を開宗しました。貧富の差の関係なく、男女の区別もない誰もが等しく救われる教えは、貴族から庶民に至るまで多くの人々に支持され、現在に至るまで連綿と受け継がれています。今回の展示会では、困難な時代に分け隔てなく万人の救済を目指した法然上人と門弟達の生き方や大切に守り伝えられてきた文化財が全国から集まってきています。開催は明日・明後日の12月1日(日)まで京都国立博物館で催されています。この機会を失うと来年九州国立博物館での開催で最後となります。とても良い機会ですので国宝・重要文化財を含む極楽浄土の世界を是非ご堪能ください!


『香川 法然寺 仏涅槃群像』

十夜法要は10月26日13時より受付開始です。一緒に大念珠繰りを皆様と一緒に行います。どうぞ法話と共にお楽しみください。

2024年10月23日

朝晩とても涼しく、秋を感じられる季節となりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて今年も十月となり、お十夜法要の季節となりました。

お十夜法要は、浄土宗で最も大切な経典の一つ『 無量寿経(むりょうじゅきょう)』というお経の中に、「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行を行うことよりも尊い」と説かれていることから、その教えを実践した修行です。10日10夜にわたり不断(ふだん)念仏を称えて阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要であり、10月29日が満願になります。この法会が初めて営まれたのは、今から550年ほど前、伊勢守平貞国(いせのかみたいらのさだくに)が、京都の天台宗真如堂で修したのがその始まりとされています。その後、1495年に、現在浄土宗の大本山の一つになっている鎌倉光明寺の第九世観誉祐崇上人(かんよゆうそうしょうにん)が、後土御門(ごつちみかど)天皇に招かれ、宮中で、『 阿弥陀経(あみだきょう)』の講義をされ、さらに真如堂の僧と共に引声(いんぜい)念仏を修しました。その後、天皇の許しを得て鎌倉光明寺でお十夜法要を行うようになりました。これが浄土宗のお十夜法要の始まりで、今でも浄土宗の伝統ある大切な法要となっています。お十夜法要は、お念仏の尊さを知り、感謝の気持ちを込めて念仏をおとなえする大切な法会です。この大切な念仏会に参加し、仏の国での千年の善行にも勝る功徳をどうぞお積み下さい。

今年は大念珠繰りを皆様と一緒に行います。どうぞ法話と共にお楽しみください。

【お十夜法要開催日時】
10月29日(土) 
13:00 受付開始
13:30 お十夜法要お勤め
■『一緒に大念珠繰りと法話』
・お十夜法要ご回向 一霊二千円(当日受付でも承っております)

皆様の御参詣お待ちしております。

正覚山 福成寺

8月19日(土)お盆・大施餓鬼法要は開門6時半受付開始/8時より法要致します。皆様のご参詣お待ちしております。初めてご参詣の方はこちらをご参照ください。

2024年8月16日

厳しい夏の暑さが続きますが、皆様お健やかにお過ごしでしょうか。また今年は災害が多い年となっております。被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
さて今年もお盆・大施餓鬼法要の時期となりました。どうぞ皆様ご家族揃ってお越しください。また、当日ご参詣頂けない方には、午後からホームページにて御回向を生中継致します。どうぞ御視聴頂ければと思います。

【お盆・大施餓鬼会法要】
◇開門   6時30分 (受付開始) 
◇法要開始 8時00分頃予定
◇回向開始 8時20分頃予定
◇中継開始 12時頃予定

特別大施餓鬼回向 一万円 ※配偶者・ご両親・祖父母等特にお世話になった方の御回向です
大施餓鬼回向   五千円 
水子供養     三千円

【はじめてお盆・大施餓鬼会法要へお越しの方は当日こちらをご参照ください】